知っているようで知らない? 秋....

皆さま、こんにちは。パクロス編集長の石倉です。

最近、ようやく秋が訪れたと思ったら、あっという間に寒くなってきましたね。

秋を通り越して、もはや冬になりつつあるような気がします…。

そんな気候事情ですが、私は秋という季節が大好きですので、せっかくですから秋の話をしたいと思います。

子どもの頃、祖母から「秋の夜長は、読書や手紙を書くのに良い時間だよ」とよく言われていました。

当時は全くピンと来なかったのですが、40代になってからというもの、
静かで長い夜がなんとも趣深く感じられるから不思議です。

さて、そんな夜長を皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

テレビを観るのも良いですが、たまにはご家族やご友人と、
ちょっとした雑学クイズで盛り上がってみるのも楽しいかもしれません。

今回は、この美しい季節にちなんだ「紅葉」と「お月見」の雑学クイズをご用意しました。

パズルとはちょっと違いますが、懐かしい思い出とともにお楽しみいただければと思います。

秋の深まりを告げる「紅葉」の雑学クイズ

それでは、日本の秋を彩る「紅葉」からの問題です。

毎年当たり前のように楽しんでいる紅葉ですが、じつは意外と知らないことも多いんですよ。

問題1:そもそも「もみじ狩り」の「狩り」とは、どういう意味でしょうか?

① もみじの枝を切って持ち帰ること

② 紅葉した葉っぱを拾って持ち帰ること

③ 紅葉を見て楽しむこと

 

…さあ、いかがでしょうか?

正解は ③番の「紅葉を見て楽しむこと」 です。

昔の貴族は、紅葉を直接手で「狩る」のではなく、和歌を詠んだり、宴を開いたりして愛でていたそうです。

なんとも雅で風流ですね。

問題2:では、葉が色づき始める目安の気温は、どれくらいかご存知ですか?

① 15℃

② 8℃

③ 3℃

正解は ②番の「8℃」 です。朝の最低気温が8℃を下回るようになると、葉の色が変わり始めると言われています。

最近、朝晩が冷え込むようになりましたよね。これは紅葉の準備が始まった合図なのかもしれません。

問題3:竜田揚げのあの美しい色は、ある紅葉の名所が由来だとか。それはどこでしょう?

① 京都の嵐山

② 栃木の日光

③奈良の竜田川

正解は ③番の「奈良の竜田川」 です。

百人一首にも詠まれた紅葉の名所で、川面に流れる紅葉の様子が、醤油で赤く染まった揚げ物のようだったことから、
その名が付いたと言われています。

普段何気なく食べている料理ひとつにも、こんな素敵な物語が隠されているんですね。

夜空を見上げて楽しむ「お月見」の豆知識

秋の夜空といえば、やはり美しい月ですよね。

昔から、月は人々の心を惹きつけてやみません。私もお月見は子どもの頃から大好きでして…。

いや正直に言うと、月を見ながら美味しいお団子を食べるのが大好きなんです……笑。

このお月見という風習は、もともと中国から伝わったもので、収穫への感謝を伝える意味合いがあったそうです。

ススキを飾るのは、稲穂の代わり。そして月見団子は、満月のように丸い形にすることで、
感謝の気持ちを表したと言われています。

最近では、家族みんなでお月見をする機会も減ってきたかもしれません。

でも、こんな豆知識をひとつ知っているだけで、夜空を見上げる時間がちょっぴり豊かになるような気がしませんか?

「今日は綺麗な満月だね」

そんな一言から、ご家族との会話が弾むこともあると思います。

この秋の夜は、ぜひ夜空を見上げてみてくださいね。

季節の移ろいは早いものです。だからこそ、その時々の風情を大切に味わいたいものですね。
今回ご紹介したクイズが、皆さまの暮らしのちょっとした彩りになれば、とても嬉しく思います。
あ! 皆さまのとっておきの雑学がありましたら、教えてください。
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それでは、また次のブログ記事でお会いしましょう♪

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